介護保険・障害福祉サービス事業所 元氣のたね

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2017.11.21 私が考える介護の魅力・やりがいとは

こんにちは!元氣のたねケアマネージャーの桑江と申します。

突然ですが、皆さんは介護のお仕事ってどう思いますか?
「大変」「きつい」「給料安い」など、マイナスイメージばかりではないでしょうか?
実際、私自身もこのお仕事をしたくてこの世界に入ったわけではありません。
ではなぜ、この仕事を続けていられるのか?

 私自身は工業高校を卒業し、本土で施盤工をしていました。工作機械を使って鉄を削ったり穴をあけたり、いわゆる”ものつくり”のお仕事を約7年間続けていました。不景気で、会社からの給与が遅れるようになり、自身の生活ができなくなってしまい帰沖。本土で学んだ技術を活かして、沖縄で機械関係の仕事をしたかったのですが、なかなか就職することはできませんでした。
 ある日、知人の紹介で病院の看護助手をやらないかと声かけがあり、資格などなくてもできるとのことで、ある精神病院の看護助手として働くこととなりました。最初は全くの畑違いのお仕事だったので「1週間もたないな…」と思っていました。私自身もともと、人と接することが苦手な性格で、気の利く会話もできる人でもありません。
 当時の精神科病棟は長期療養の入院患者が多くいました。私の仕事は、シーツ交換や環境整備、お風呂の介助、食事の見守りなど、誰にでも簡単にできる仕事です。病院に勤め、人と接する仕事の難しさや楽しさなど、少しずつ興味がでてきたのが勤めて3年目位だったと思います。また、働きながら何か資格を取りたいと思い、介護福祉士を目指し取得したのもそのころでした。

 そんなとき精神科病棟で一人の女性患者と出会いました。この方は、いつも髪や身なりを綺麗にしている50代の女性でした。この方も長期療養中で、一人でいるときにぶつぶつと独り言を誰かと話しているような様子が特徴の方でした。
 ある日の定期検査でこの方に乳がんが見つかりました。医師から本人へ告知をされ、切除すれば延命できるとのことでしたが、本人がはっきり意思表示をされたのです。
この方は、そのまま癌の進行に伴い緩和ケア病棟へ移動になり最後を迎えました。
私は…なんで切らないのだろう?切除して長生きしたほうが楽しみや生きがいもたくさんあるのでは…とずっと思っていました。
 そして、いよいよ最後を迎える4,5日前に、看護師から「挨拶に行っておいで」と言ってもらえたので、病室へ行きました。
 ベットで横になっている女性患者の表情はとても穏やかで、話はできませんでしたが、私が来たことを目で理解してくれていた様でした。
 私はこの時、女性患者が選んだ人生、最後を迎えるということ、本人の意思決定を支援すること、死は尊いもの、というものを肌で感じることが出来ました。
 介護福祉士の資格取得後、私は”介護を極める”という思いで働いています。介護の仕事は決して楽ではありませんが、働くとは、どのような仕事も楽ばかりではないと思います。介護の仕事は働きながらもスキルアップを目指せる仕事です。今は、介護福祉士の上位資格として、認定介護福祉士の研修が全国で始まっています。

 介護の仕事の魅力は、私にとって様々な方の暮らしや生き方に触れることができ、なによりも人生勉強だと思います。現在、ケアマネージャーとして勤めていますが、利用者様と話をしている中で、気が付くと自分の家庭の悩みや人生相談をしていたりして、支援を必要としている方に、自分が支援されているということもよくあります。人生の先輩方からの助言、指導は自分にとってとても貴重な経験となっています。
 最後に、介護という仕事は誰にでもできます。家族だってできます。しかし、私たちはプロとして”お世話”ではなく”介護サービスの提供”を行います。人は必ず年をとり、介護が必要な時が来ます。これからの若い世代が介護という仕事を誇りに思えるよう、発信できればと思っています。
スマイルプラン 元氣のたね 桑江
             

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